カメラ初心者です。でも撮るのと加工するのは大好き。そんな気ままな写真を載せていきます。 たまに日々読んでる本を紹介していきます。

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本のこと

「マシアス・ギリの失脚」

       ギリ

池澤夏樹は初めて読んだんですが・・・全然日本人っぽくなくて、外国人の小説を読んでるみたいです。
スケールが大きくて、リアルだけどファンタジックで。

その名の通り、大統領マシアス・ギリが失脚するまでのお話。
舞台であるナビダードはとても心神深い島。
人が死ぬと鳥に生まれ変わるといわれ、観光客のバスも姿を消してしまうという不思議な島。

そんなナビダードも、ギリの経済政策により海外からの輸入が増え、物質的にも豊かになってきた。
でもその裏には横領や前大統領の不可解な事故などがある。

それによりギリは失脚させられるわけだけれど、失脚した後の言い訳が長い!
失恋後の未練タラタラした男の人みたいで女々しい。

失脚後に失踪していたバスがでてくるのもなんとも皮肉ですね。
結局は人の力を超えた大きな自然の力で栄えてきた島だということ。

本当に私だけの勝手な解釈ですが、ずっと登場してきて物語のキーになる白人のゲイカップル。
最後には別の国でハーパーを酌み交わしながらナビダードについて話してるんだけれど、「時間はたっぷりあるんだから、一番初めの物語から始めようか」となります。

もしかしたら、ナビダードでのギリ大統領の失脚は、このゲイカップルの机上の物語なのではないでしょうか・・・?
これもひとつのファンタジー。

-「マシアス・ギリの失脚」 池澤夏樹 新潮文庫-
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